コロナに苦しむ飲食店を先払いで応援「さきめし」にサントリーが1億円の支援
Gigi株式会社
Gigiは、昨今のコロナウイルス禍で休業・営業自粛などの苦しい経営環境におかれている飲食店への支援を目的として、将来の飲食代を先払いする、さきめしプロジェクトを3月9日から展開しています。今回、同活動に賛同したサントリーホールディングス(サントリー)から、飲食店支援のための資金拠出(1億円)とウェブサイト開発やマーケティング活動の支援を得て、5月25日から手数料無償化、寄付施策、サイトリニューアルなど、新たな取り組みを行うこととなりました。
具体的には、「さきめし(または、ごちめし)」に登録している飲食店に対して、一律で現金の寄付を行います。サントリーの拠出金の一部に加え、5月25日から31日まで支援者による任意の寄付を受け付け、これらを合計した寄付金を6月上旬に分配する予定です。
購入の際に発生する決済手数料をサントリーが負担
また、支援者の「先払いチケット」購入の際に発生する決済手数料をサントリーが負担することで無償化し、支援者による支援金がそのまま飲食店に届くようにします。手数料の無償化は5月25日に開始し、サントリーが拠出する寄付金と先払いチケットの手数料負担額の合計が1億円に達するまで実施するとのこと。
コロナウイルス禍の鎮静後の飲食店の営業通常化を待たずに、飲食店の手元に現金を迅速に届けることができる仕組みを強化し、政府や自治体による支援だけでなく、消費者が主役となる飲食店支援の輪の拡大が期待されます。営業自粛の期間が延びるにつれ、街の小さな個人店から大手外食チェーン店まで、閉店の報道を目にすることが多くなりました。このような閉店を余儀なくされる飲食店が1軒でもなくなることを願って、少しずつでも支援の輪を広げていきたいですね。