全国の介護職に教員が卒業生応援プロジェクト 全国から41人参加
がんばるプロジェクト
介護福祉士養成校の教員らで組織する「がんばるプロジェクト」が5月12日、オンライン会議システム「Zoom」で、「卒業生応援プロジェクト」のキックオフイベントを開きました。プロジェクトでは、全国の介護現場で働く卒業生に向けて、養成校の教員からエールを送るとのこと。水戸市の「いばらき中央福祉専門学校」の小林信彦さんらが発起人となり始まりました。現在、同プロジェクトに賛同する養成校教員のネットワークは北海道から福岡県まで広がっているといいます。
オリジナル応援ソング「リトルガッツ」の発表
当日は、全国各地の養成校教員や介護関係者ら41人が参加。「ビジョンの共有」「活動の流れ」の説明、有志で作ったオリジナル応援ソング「リトルガッツ」の発表、「交流の時間」「質疑応答」を設けました。参加者からは「応援すると自分が元気になる」という声が上がったほか、「やってみます」といった積極的な声が見られました。
小林さんは「この応援の輪を拡げていくことで、卒業生の応援はもちろん、介護の仕事の良さをアピールすることができたら」と話しています。介護の現場は慢性的な人手不足でコロナの状況下においても大変な労働をされている方々が多いと聞きます。こうした応援の声を直接届けることで介護に従事されている方を労わるだけでなく、応援する側も元気づけられるというのはとても素晴らしいですね。